ペットを飼われている方は少なからず自分にもしもの事があったら家族である猫、犬をどうするのか?どうしたらいいのか?と考えたことはあるはず。
昨年から続く新型コロナウイルスに関しても自分ももし感染してしまったら3匹の猫たちをどうしようかと家族で話し合いました。皆さんも知っておくといざという時に安心する、備えておいたほうがいいこと、相談する場所などまとめていきたいと思います。
・まず一番大切なこと、、、
やはりなんといっても一番は人間が感染しないこと!
そんなこと分かっているといわれてしまいそうですが、やっぱり基本的なこと。ペットたちの感染経路となってしまうのはやはり人間が多いといわれています。今のところニュースで取り上げられているような動物の感染は人間からが多いようです。
我が家では基本的に3匹は室内外です。そうなるとやはり人間の私たちが外から持ち込んでしまい、感染してしまうという感染経路になってしまいます。この点に関しては新型コロナウイルスに限らず、猫の間だけの感染症に関してはなんでも言われていることです。
感染対策をしっかりすることはペットの感染対策にも繋がっていると考えると、また気が引き締まりますよね。
・新型コロナウイルスの感染に備えて
まずは備えに関して、、、
- ペットに感染しないようにする為には。
- ペットの食糧、衛生用品など多めに備蓄をしておく
- 療養・治療が長引いてしまった時のために預ける先を考えておく
- ペットの手帳を作成しておく
ペットに感染しないようにする為には
ペットに感染させたに様にするためには、接触する回数をなるべく減らすしかありません。
距離をとるために
寝るときはいつもゲージに入れていたり、専用のお部屋があるというお宅はいいのですが、いつも一緒の寝室で寝ています!という方はゲージなども必要になってくるかもしれません。我が家のように3匹などいるお宅はそれなりの大きなゲージにするか、それぞれ1匹ずつ入れるゲージにするかなど考えていかなければいけません。
普段は使わないのに専用のゲージを買うというのも大変かと思いますが、新型コロナウイルスだけでなく災害時などの事も考えて各家庭で準備できるものをしておいたほうがいいですね。
・ペットの食糧、トイレ用品など多めに備蓄しておく
感染をしてなくても濃厚接触者になってしまっても外出はできません。そうなると人間の食事等の買い出しなども備蓄は必要ですが、ペットも例外ではありません。
新型コロナウイルス感染していまって療養となると2週間、治療で入院してしまうとそれ以上の期間買い出しなどできない可能性もあります。
最低でも2週間分は必要になってきますので、無くなってから買うというのではなく余分に1袋は備蓄しておくなど準備しておきましょう。
そして、ペット達に欠かせないのはトイレ用品。
トイレ用品もペットシーツ、猫砂、お掃除シートなど、こちらも少なくなってから買うというお宅も多いと思います。
いざ無くなってしまうと代用がなかなかできない、不衛生のままだとペット達がトイレを我慢してしまい病気になってしまうなんてことも考えられます。
こちらも多めに備蓄しておくようにしましょう。
・療養・治療が長引いてしまった時のために預ける先を考えておく
さて、自宅療養中にペットの事はできるでしょうか?濃厚接触者となってしまって自宅療養、症状がなければペットの食事、トイレの掃除などの最低限はできるかもしれません。また家族がいらっしゃれば何とかすることはできるかもしれません。
ですが、入院しなければいけない、自宅療養中でも症状が重く体を動かすのがつらい、家族も全員症状があるなどの理由でペットの事が出来ないかもしれません。
そんな時はペットを預ける先を考えておく必要があります。
- 知人・親戚で対応してもらえるか?
- ペットシッター、ペットホテルは対応可能か?
- かかりつけの動物病院で対応してくれるか?
- 行政で対応してくれる?
- 地域の団体で対応してくれる?
たとえば預けるということはしなくても知人・親戚またはペットシッターにお願いをして自分が入院中の間に自宅来てもらいお世話をしてもらう。
定期的に利用しているペットホテル、かかりつけの動物病院で預かってもらえればペットの情報などは分かっていることが多いので安心ではないでしょうか。
近くに親族もいなくてかかりつけの胴部病院は遠方で相談できないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでお住いの行政の相談窓口などを事前に調べておくことも大切です。
県の動物愛護関連の部署などへお問い合わせいただくと対応相談ができるようです。そこでもし地域で動物愛護などの活動をされている団体などを紹介いただくこともできるかもしれません。
お住いの県・中核都市の区分などによって窓口が違いますので環境省のホームページで調べることができます。ご参考までにリンクを載せておきますので事前に調べておくといざという時に安心できますね。
環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室 地方自治体連絡先一覧
ペットの手帳を作成しておく
預ける時にかかりつけの動物病院であればカルテなどの記録からペットの体調管理なども安心できますが、それ以外ではどうでしょうか?
たとえば我が家の3匹たちでいえば、、、、
- 決まった時間にご飯を食べる子、気まぐれな子、他の子の分まで食べてしまう子。
- いつもと違うご飯で下痢をしやすい子、便秘気味の子
- 生活リズムは?お水は水道水?専用のお水?おやつは食べる?歯磨きは?
- トイレシーツ、猫砂の場所は?
- などなど、、、
私も書いていて上げだしたら切りがないかなと思ってきました。
症状が軽く打ち合わせができれば問題ないですが、急な入院などでは打ち合わせができません。
そんな時には日ごろからペットの手帳を作っておくのはどうでしょうか?
かかりつけの動物病院の先生でもやはり、日ごろの家での様子が分かったほうが預けやすいですし、親戚、ペットシッターなどの方たちにも手帳を通して知ってもらうことでペットも少しは安心してくれるのではないかと思います。
我が家ではかかりつけの動物病院で3匹それぞれにワクチンの記録等を記載してくれている手帳があります。その手帳を利用してその子の食事内容などを記載しています。
ただのノートでもいいと思いますので是非作ってみてはいかがでしょうか!
・もし新型コロナウイルスに感染してしまったら
預ける際はペットの食事、トイレ関係以外にも健康に関する常備薬や療養食は必ず準備しましょう。
予備の首輪やリード、おもちゃ等の遊具やいつも寝ているベッドなどもあると安心です。
また、預け先で思わぬトラブルが起こる可能性もあります。脱走で迷子になってしまう場合もあるので(実際我が家のTenちゃんも、2階の網戸を突き破って脱走しました)所有者が分かるように首輪は必ず装着し、迷子札と鑑札(犬)もわかりやすいところに付けておきましょう。
最も気を付けなければならないこと
ペットの預け先のご家庭や施設にコロナウイルスを持ち込まないことが重要です。
- 飼い主がペットをキャリーケージへ入れたり、持ち物の準備をする際にはマスク・手袋をし、荷物へのウィルスの付着を最小限におさえる
- 玄関前にキャリーケージを置いて、飼い主がその場を離れた後に取りに来てもらうなど直接の接触を避ける
- 預け先ではペットに害のない除菌シート(アルコール不使用の物など)でキャリーケージを消毒してから開けてもらうようお願いしておく
・最後に
ワクチン接種が進み、もしかすると新型コロナウイルス感染の対応も少しずつ変化していくかもしれません。ですが、ワクチンを打ち感染対策をしっかりしていても思わぬとことで感染してしまうがあるかもしれません。
また、今回まとめてきたことは少し対応は違うものの、新型コロナウイルス感染以外にも災害時などにもとても大切なことです。
大切な家族であるペットを守るためにも備えておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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