3匹の保護猫と生活している、てんつくです。
最初の保護猫を引き取ってから約4年たちました。その中で経験したこと、調べたことなどを書いていっています。
今回は最初の保護猫TENNちゃんが来て数カ月後の事、2回の網戸を破ってベランダから大脱走してしまった時のことを書いていきたいと思います。
みなさんも飼い猫が脱走してしまった時に参考となればと思いポイントや、その後にもっとこうしておけば良かったと思うことなどを書いていきます。
・帰ってくるまでどれくらいかかったの?
我が家のTENNちゃんが脱走したのは、我が家に来てから2~3カ月のころでした。県の運営する施設から引き取ったので室内飼が条件。生後間もなく引き取っているので外での生活はしりません。
結果的には脱走したのが1日目の午前中、帰ってきたのは2日目の夜だったので36時間ほどで帰ってきてくれました。2回のベランダから飛び降りたときの後ろ足ケガだけで大きなケガもなく無事でした。
本当に帰ってきたときは安心しました。
・隠れていた場所は?
帰ってくるまでに隠れている場所を変えていたのかは不明ですが、最終的に外で見つけた場所はエコキュートと家の隙間でした。
昼間探している時も探していたはずなんですが、、、2日目の夜に外から鳴き声が聞こえて急いで書き声のする方にいってみるとエコキュートの裏にいました。
飼い猫でも野外にも出る猫の行動範囲は100mくらいだそうです。ですが、その子の性格?能力?にもよるようで1キロくらいになる子もいるそう。ですが、室内飼いの猫となると100m以内と考えもいいのかもしれませんね。ちなみに住宅街だと行動範囲は狭く、家の周りに家が少ない、田んぼなどが多いと行動範囲は広くなるそるです。
・見つけてからすぐに保護できたの?
2時間くらい格闘しました。
エコキュート裏で見つけてすぐに近づいてしまった私の失敗です。外で出会う人の区別がつくわけもなく、全力で逃げられてしましました。
事前にペットの迷子探偵さんに教えていただいていたのですが、、、、思わず忘れてしまいました。
その後、ペットの迷子探偵さんからお聞きした対応を実施します。
- 1階の窓、玄関を開け放つ
- 好きなおやつなどがあれば置いておく
- 寝床などの部屋があれば開けておく
- 飼い主が名前をよんであげる
- 人間の気配を少なくする
すべて実施、、、、1階にはなるべく人間を減らして2階のベランダから名前を呼び続けました。
その結果、何とか玄関から恐る恐る入って2階の寝床まで自分で入ってくることに成功。無事保護することができました。
読んでいる最中はまたどこかに隠れてしまうのではないかと気が気ではありませんでしたが、寝床で寝転がった姿を見たときはほんとに安心しました。
・どうして脱走しちゃったの?
人間の認識が甘かった。初めての猫を飼うということで県の講習などで脱走防止策などの説明は受けておりました。ですが、熱くなってきた時期でもあり網戸にしていれば大丈夫だろうと思っていたところ、網戸が外れてしまい(もともと外れやすかった?)ベランダにでてしまいました。
驚いた私たちがベランダにでて騒いでしまい。。。。驚いたTENNちゃんが2階から1階にダイブしてしまうという強硬手段に。
幸い飛び降りた先に土の山が。ベランダから1階を見下ろすと走り去るTENNちゃん。
その後どこかに隠れてしまい、行方不明になってしまいました。
・その後行方不明になってやったことは?
- 家族総出で近所の隠れていそうなところの捜索。
- チラシの作成
- 家の周りに猫砂を置いておく
- 家の周りの詳細な地図を準備
- 迷子の報告、警察、保健所、行政連絡
- ペットの迷子探偵への依頼
細かく説明していきましょう。
家族総出で近所の隠れていそうなところの捜索
言うまでもありませんが、家の周りの隠れられそうなとことをしらみつぶしに探しました。
あとから分かったのですが、一度隠れてしまった猫は昼間はいろいろな音がする為にあまり出てきてくれないそうです。夜になると周りが静かになり少しずつでてくる傾向があるようです。
チラシの作成
近所の方に迷子の案内をする為にチラシの作成も行いました。
内容は写真、毛並みの色、その子の特徴(目の色、しっぽの長さなど)、去勢の有無、マイクロチップの有無、首輪の有無、いなくなった場所、連絡先、
連絡先に関してですが、個人情報の関係でなかなか載せずらいですよね。短期間のレンタル携帯電話(通話のみ)もあるので、チラシに掲載する番号用に契約するのもいいかもしれません。
家の周りに猫砂を置いておく
逃げてしまった猫は落ち着いたころに隠れた場所からでて、自分の匂いを頼りに帰ってくるそうです。
ですが、普段外にいない猫は家の外に自分の匂いがないのです。そうすると自分の家が分かりませんよね。
そこで家の周りに普段使っているトイレの砂などを少量置いておくことで自分の匂いに気が付くことができます。
ただし、外はほかの猫の縄張りだったりしますし、あまりに多くの場所に置いてしまうとほかの猫が集まってしまうかもしれません。また、近所の方などの迷惑にならないように注意しながら設置しましょうね。
家の周りの詳細な地図を準備
チラシを配るにも近所の状況って細かくは分からないもの。
ネットで購入できる詳細地図などを利用し自宅周辺の詳細な地図を準備しました。
印刷をして、チラシを配った家にチェックを入れたり。
隠れられそうな場所があったらメモ。再度見に行くための情報ツールにしていました。
迷子の報告、警察、保健所、行政連絡
結構忘れがちなのが警察、保健所、行政への連絡。
万が一迷子の猫を保護してくれた人が届出をしてくれた場合に、行政のそれぞれの機関に届け出てくれる場合もあります。
しかし、場所によってはある一定の期間が過ぎ、飼い主が現れなければ殺処分されてしまう可能性があります。
そんなことになったら大変ですよね。
飼い主がしっかり迷子になったことを届け出ることで、保護された時に連絡をくれたりもしますのでしっかり届出は出しておきましょうね。
ペットの迷子探偵への依頼
自分達で数日間探し回った、チラシも配ったなど見つからない。
そんな時はペットの迷子捜索専門家に相談してみましょう。
我が家でも実際相談させて頂きました。
やはり専門家の意見がなかったら家に招き入れるって考えはなく、自力で捕まえようとして上手くいってなかったと思います。
会社によってはチラシの作成なんかもしてくれるようです。
仕事が忙しくて探したいのに探せないっていう人などまずは相談してみるのもいいと思います。
最後に
当時を振り返って、ほんとうに戻ってきてよかったと思います。
今この記事を読んで、失踪したペットを探しているという方の少しでもお役に立てていれば幸いです。
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