アニオタの両親の下で育った子供は親がアニメの話をするのは当たり前だと思っているけど、全国的には一般的じゃない

子育て

日本全国の中学校や高校には、漫画研究部やアニメ研究部と言ったサブカルを研究・・・否、楽しむだけの部活が無数に存在していると思いますが、大抵の部員の多くが自宅で親に趣味の漫画やアニメに対して文句を言われて育ってきた者達だと思われます。

彼等は、自宅で溜まった鬱憤を晴らすかのように部活に心血を注いでいるのですが、中には自宅で鬱憤が溜まらない生徒も居るのです。

その生徒は何故自宅で鬱憤が溜まらないのか?と言うと、親も一緒にアニメや漫画を見ている言わば両親もアニオタの家だったりするので、アニメや漫画に対しての情熱が多いと言うよりは、家の延長上に学校の部活がある様な、そんな感じで漫画やアニメの研究に勤しむのでしょう。

しかも、両親がアニオタだと普段の家の中での話もアニメに関係する話だったり、今週の回を見た感想を言い合ったりする感じになって来るので、自然と意見交換できる人が近くに居る生活を普通にしてきたのです。

意見交換が出来る人が近くに居る生活をしていると、子供もストレスが溜まりにくくなるので、今まだ小さいお子さんの育児をしていると言う方は、子供の趣味と自分の趣味を合わせて行って同じ事を話せるようになって行くと、将来的に反抗期になっても乗り越えやすくなると思います。

物心ついた頃には既にアニメや漫画の話が家の中では当たり前にされていた環境で生活していた子供は、実はそれが一般的でどこの親もそうなんだろうと思ってしまいがちですが、そんなことはありません。

そんな風にアニメの話でまみれている家の方が絶滅危惧種だと、どこかで認識するタイミングに遭遇すると思います。

多分、友達の家に遊びに行ったりするとそのタイミングに遭遇してジェネレーションギャップ的な感覚を感じる事になるのですが、それは友達の家に行って友達のお母さんにアニメの話を振ってみたら分かると思います。

昔はアニメを見ていると親から文句を言われたり、学校の先生からも理解してもらえない時代もありましたが、今は多くの人が認めている日本の文化になっているので、出来ればもう少しアニメや漫画に寛容なお宅が増えてくれると良いと思います。

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